鉄道模型のジオラマで春夏秋冬を表現
鉄道模型のジオラマを作る場合には、春夏秋冬の表現が重要になります。ジオラマの中では、春夏秋冬を表現する方法は数少ないですが、わかりやすい方法が一つだけあります。それは樹木などの自然で表現する方法です。
例えば、春を表現したい場合には桜の樹木をいくつかおくだけでだれが見てもそのジオラマは春に見えてしまうから不思議です。また、樹木を全体的に黄緑色で表現すれば、春らしさを出すことができるでしょう。
さらに、夏を表現する場合には、樹木の色を深緑にすることで表現が可能です。
秋は紅葉を表現することが必要になりますが、ジオラマの素材の中で紅葉を表現した樹木があまり多く流通していません。そのため、それらを集めるだけでもお金がかかってしまう点が欠点と言えるでしょう。そして、冬は緑を少なめにして枯れ木を植えることで十分に表現できます。
一番わかりやすいのは、雪を表現することです。雪があることで、より臨場感が出るでしょう。ただ、どこまで雪の表現をするかが難しいところです。
レールの上に雪のパウダーを敷き詰めれば本物らしく見えますが、列車の車輪の中に入ってしまうと故障の原因になることがありますので、ほどほどにしておかなければなりません。
このように、ジオラマでも十分に春夏秋冬を表現することができます。ただ、都会のジオラマの場合には樹木などが少ない分、うまく表現できないことが少なくありません。
わずかにある樹木などをうまく季節に合わせたものにすることで、春夏秋冬を表現する方法が一般的です。